第3章 第1話「昭和の忘れな草」
ブログで「Vへの道~」を執筆しだして、少し経った頃の話です。
ブログを読んでくれた方から、様々な感想が寄せられるようになっていました。
元々、Vへの道~を綴りだしたキッカケっていうのは、先行き色んな出来事があるだろう中で、このVを手にした時の気持ちや、様々な困難に直面した時に自分がどういう気持ちで車両に接したのかを記録し、月日が過ぎても気持ちを振り返る事が出来るようにという考えで始めたのであったので、これほど色々な方が注目してくれるとは、正直、全く思っていなかったのです。
それと多分に内輪の仲間に、今、こういう状況だよという説明を個々にするのも面倒だったので、ココを読んでくれたら判るよ!という仕組みにしたというのもありました。
それがあったので、ブログの初期は内輪ネタ的な部分が多かったし、表現をする言葉もストレートな話し言葉だったと思います。
そんな中、我が盟友たる倉さんも、吟味していた1台の車両に目星を付けて遂に登録したという一報を聞きました。
そこでお互いの家からの中間点でもあり、我々より1足早くにVをいじり初めて居たマルイ商会さんで待ち合わせをし、マルイさんのVを含めて3台のVキャンを並べてみましょう!
という話しが持ち上がりました。
今までずっと一人で、同型車の仲間もおらずにやって来ただけに、同型車が三台も並ぶなんて話しは夢のようで、光景を思い浮かべただけでもウキウキしてきちゃいます。
またマルイさんのVは、東北風な赴きで架装を施してあるので、我々のノーマル然としたVと並べても数歩リードしている感があるだろう事は想像に難くないです。
参考になる部分もあるだろうし、また、自分も早く近づきたいという思いも湧いてくるだろう事も楽しみな部分であります。
各車の年式から言えば、オイラの相棒が最も古参の49年式の初期型になります。
ついで倉さんの51年式の中期型、マルイさんは最終型である53年式な為、それらの各部の仕様の違いなどを見比べても楽しい時間が過ごせるでしょう。
それら至福の日までの残り僅かな時間の中でも、可能な限り進化をさせていきます。
こういう集まりをした時に、仲間の車がどう変化しているかというのを観るのも楽しみの一つであり、逆に自分の車に対してどんな反応を示してくれるかも、大きな楽しみでもあります。
そこで、リアバンと荷台下の空間を埋めるべく縞板を貼るようにしました。
以前に倉さんが乗っていた車両は、縞板の目のパターンも当時に見かける事が多かった1本線の縞板を使っています。
縞板の目にも拘りを持って選んでいるというのを感心した覚えがあります。
オイラも1本線の縞板にしようか悩んでいたのですが、頼んだ先で1本線タイプは使っておらず、48サイズ1枚を丸々仕入れなければならず、価格がバカ高くついてしまう事もあり4本線のタイプを使用する事としました。
縞板とリアバンの部分は3分割の構成からなります。
スペース的な余裕が許すのならば、リアの縞板のセンター部分には、龍のレリーフを鎮座させたいところなのですが、2t車というサイズからすると、とても龍のレリーフは納まりません。
またナンバープレートの設置位置も、今後にテールを換装した際の事を考えると、縞板のセンターに付けるより無いというのが現実なのです。
また時代考証という部分からしても、当時の2t車クラスは、やはり圧倒的にこの位置にナンバーを設置している車両が多く確認できるのです。
そういった事情と、過去の手法にも習い、ナンバーの位置は縞板のセンター部分に決めました。
縞板は、中央部分と同寸で折り返したリアバン上部と、リアバンの左右端とからなる三分割で、適頃をビス止めするとともに、元々は、大型バス用のリアバンパーを詰めている物を転用しているリアバンなだけに多少の歪もある事から、縞板同士の隙間は、コーキングで埋めるという方法を用いました。
これにより後方からの眺めも、大分、様になってきたように思いますが、まだまだ光物が足りません。
そこで縞板のセンター下部の両端に角フォグを利用した、エリアランプを装着する事としました。
元々、この場所には、一番星が角型フォグを利用してバック灯を装備していた事もあり、雰囲気的にも、タレゴムの一番星モチーフと相まって、決断は早かったのでした。
手持ちにあるエリアランプは、偶然にも対を成すカタチの物がありましたが、文句は「上州」「群馬」でありました。
どうせなら「千葉」「茨城」だったら最高だったのですが、この場合だと左右で文字色も異なってくるのです。
文字色を揃えるとなると「千葉」「松戸」「茨城」「水戸」を入手するよりありませんが、これもなかなか出回らない部品であるし、高望みをしても仕方ないので「上州」「群馬」を素直に取り付ける事とします。
大体、Vにはマーカーは付いたものの、まだアンドンは付いていない事もあり、小さいといえども、立派なアンドンですから光らせた時の楽しみという意味からしても、早くアンドンが付けたかったという思いも強かったと思います。
なにしろ後ろ周りの光物は皆無であった事もあり、このプランを早速に採用し同型車3台3オーナー揃い踏み!企画までに是非とも実現して少しでもデコな雰囲気を高めたいという思いに駆られました。
次ぎの休みに早速、エリアランプの取り付けにかかります。
問題は、まだ現時点ではリア周りに電飾の配線を引いていなかったので、まずは配線を引きからかかりました。
取り付け自体は、縞板にドリルで穴を開けて止めるだけなので、位置決めさえすれば問題はありません。
僅かな加工で、待望の初アンドンが付きました!
スイッチを入れて点等させると、これまた格別な喜びが湧いてきます。
飾りを増やす毎に、この喜びは大きくなります。
1歩ずつ自分の思い描く、理想のカタチに近づいていく実感と、体現できた時の充足感。
この辺りが、自動車趣味の最大の至福のポイントですね。
これでいよいよ次週は、念願でもあった「Vキャンオーナーの集い」に出向きます。
初めて揃い踏みするVキャンとオーナーの至福の時間!
そして大きいのは、同じ70S愛好者、そして全国的に見ても少数派なVキャンオーナー同士の交流と親睦、互いの情報交換というのは、大いに楽しみなわけです。
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